1.顎の痛みの患者さん経過と症状
20代女性事務職の患者さんです。
・来院時の主な症状
開口障害
開口時に音が鳴る
右顎周辺の痛み
顎開けると右に寄る
首~肩の痛み・凝り
去年(2020年現在)から右顎の痛みを感じるようになり、徐々に悪化してきたそうです。特にぶつけたなどのきっかけはないそうです。
ご飯を噛んでいると徐々に顎が開きづらくなり、カクッと鳴ると特に痛いそうで、あまり口を開けないようにしているとのことでした。
歯医者では顎関節症だと言われ、マウスピースの処方と左右バランスよく噛むように言われたそうです。
マウスピースは夜に付け、朝起きた時は少し楽な気がしたそうですが、付け忘れる日が増えてきてもう付けていないとのことでした。
2.顎の痛みの治療について
当院では顎を直接治療する前に首の可動域をみます。
顎には首から伸びる筋肉が多数付着しており、首の緊張があると顎に影響します。
首は顎の土台ともいえるので、顎の悪い方は首の方もご自身で痛くないか確認してみてください。
その後顎の動きを確認し治療を始めます。
当院では顎関節症に対してはAKA療法とトリガーポイント療法を併用します。
AKA療法では特に第1~2肋椎関節と胸鎖関節の動きを確認し、頚部の緊張が緩むか確認します。
トリガーポイント療法では、少しいたいですが疲労の溜まった顎の筋肉を圧迫し治療します。
右の顎の痛みですが、左顎の動きの悪さもあったのでそちらも治療しました。
3.日常生活での注意事項
顎の痛みでも顎だけに原因があるわけではありません。
首の緊張が影響します。
この患者さんの場合、スマホや事務作業による目の使い過ぎや姿勢の影響から、首の筋肉の過緊張がみられました。
こまめに休憩をとるようにしていただきました。
頚部の緊張に対しては以上のことを守っていただき、
顎については、ご自身でトリガーポイントを行ってもらうことにしました。
痛みがありますが、顎が疲れてきたときにある筋肉を刺激することで、顎の痛みが和らぎます。
そこを日に数回圧迫していただき、経過をみていきます。
4.院長からの一言
顎の治療は意外と厄介で、一般的には治療方法も数多くありません。
せいぜい顎のストレッチかマッサージくらいでしょう。
ですが当院では顎の治療に対するメソッドが確立しております。
顎の痛みでお困りの方は当院へ一度ご相談ください。
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姫路市飾東町にある整体院「こばやし整体治療院」です。
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