【在宅勤務】テレワークで多い腰痛対策【オススメの椅子】

在宅勤務で腰が痛くなった！

という患者さんが急増しています。

今回は当院がオススメする在宅勤務時の座り方について解説していきます。

長時間座ることで起こる病気をご存知ですか？

私はかつて車いすなどの長時間座ることを余儀なくされた患者さんを、

数多く治療してきました。

それらの経験から予測される病気や症状などをまとめてみました！

各種痛み・痺れ症状

・腰痛

・肩痛

・首凝り

・足のしびれ

・手足の冷え

・坐骨の痛み

・膝の痛み

骨・筋肉の病気

・腰椎椎間板ヘルニア

・側弯症

・変形性腰椎症

・変形性膝関節症

・斜角筋症候群

その他の症状・病気

・便秘

・息がしにくい

・のぼせる（頭が火照る）

・上半身の汗

・坐骨のできもの

・床ずれ（褥瘡）

座っていると体の中ではどんなことが起こっているのでしょうか？

座る姿勢で体がどうなるかイメージしてみましょう。

骨盤には仙腸関節という関節があり、腰椎には椎間関節という関節があります。

本来これらの関節は動きも小さく痛めることの少ない関節です。

しかし、座っている姿勢では※関節ゆるみの位置が形成されてしまいます。

この「関節ゆるみの位置」で長時間自身の体重をかけていると徐々に靭帯が伸ばされ、

ある一定ラインから傷が入って「捻挫」が起こります。

これが座位による腰痛の原因です。

※関節ゆるみの位置：

関節には緩みの位置と締まりの位置というものがあります。

関節周りの筋肉や靭帯が伸ばされ関節締まりの位置といい、筋肉や靭帯が緩んだ状態を関節ゆるみの位置といいます。

座る姿勢は骨盤が後ろに倒れます。

この位置から画面を見るためには状態を前傾姿勢にしなければいけません。

すると「猫背」が完成します。

皆さんご存知の通り猫背になると肩回りの筋肉が緊張して、

・肩こり

・首痛

・息がしにくい

ひどくなると

・ストレートネック

・斜角筋症候群

などの状態になります。

胃・小腸・大腸などの消化器官における蠕動運動（消化した食物を運ぶ）が弱まることで便秘の原因になります。

他にも、腎臓で尿を生成する場合にも体にとってある程度の揺れや振動が必要となります。

腎臓はフィルターのような役割をしているので圧力がないと老廃物を出せないようになり、腎臓にも負担がかかります。

頭の使い過ぎによって起こるのが、

・上半身の汗

・多汗

・不眠

・頭痛

などの自律神経の乱れによる症状です。

自律神経とは交感神経と副交感神経で構成され、汗の働きや血圧、内臓の働きを調整しています。

デスクワークでは交感神経が常に興奮している状態が続いているので、

体は常に緊張状態になります。

最も重要な睡眠による、体のクールダウンが出来ずに体が休まりません。

前述した通り座る姿勢では骨盤や腰椎はゆるみの位置になって不安定になります。

裏を返せば腰を完全に締まりの位置に持っていけば痛めないということです。

そうするには、

・立って作業の出来るスタンドデスク

・椅子の上に正座で作業する

ことをお勧めします。

正座で足が痺れる人にはキノコ椅子がオススメです！

デスクワーク後は頭は疲れていても身体が疲れていない状態になっています。

散歩や軽いジョギングをすると体が程よく疲れて夜の寝つきも良くなります。

睡眠の質が上がることで自律神経の乱れも解消されます。

すでに腰が痛い場合は、骨盤ベルトを巻いてください。

コルセットとは違い、ゴム製のベルトでズレにくく靭帯の代わりをしてくれます。

座っていて腰がズキズキする場合や安静にしていても腰に違和感がある方はお勧めです。

いかがでしたか？

在宅勤務が増えた方は当てはまる症状も多いかと思います。

今現在目立った症状がなくても続けている病気の元となります。

今のうちに出来る対策はしておきましょう！

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

姫路市飾東町にある整体院「こばやし整体治療院」です。

　花田インターチェンジから車で5分

　JR姫路駅から神姫バスで18分「豊国」バス停からすぐ

◆Webサイト：https://www.k-sekkotu.com/

 ◆お問い合わせはこちら

◆診療時間：月・火・木・土

　9:00～15:00

 ◆定休日：水・金・日・祝

◆住所：〒671-0219 姫路市飾東町豊国430-1　１F

◆駐車場：１台あり

◆要予約制

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++