鍼灸治療について

施術料金について

鍼灸治療:一回¥5000(初診・再診含む)

中学生〜高校生 ¥2500

小学生以下(小児はり適応)¥1000


回数券10回分¥40000

 

こちらで必要と判断した場合は手技治療も行います。

その場合追加料金等は発生しません。

 

装具やテーピング、お灸などを購入される場合は別途料金がかかります。

治療時間の目安

鍼灸治療の初診時:1時間半~2時間

再診時の治療時間:45分

 

初診時は問診から治療後の説明まで時間がかかります。

お体の状態によっては多少時間がかかる場合がありますので、治療後すぐに予定をいれないようお願いします。

 

再診時は体質が把握できるためそこまで時間は要しません。

鍼灸治療について

 当院では「東西の医学を有効的に活用し、患者さんを総合的に診る」ことを信条としています。

鍼灸治療にも様々な治療法・流派に分かれますが、私が行う鍼灸治療の特徴をご紹介します。

 

特徴その1 鍼灸治療の安心と安全

 「鍼灸」と聞くと怖い印象をお持ちの患者さんがいらっしゃいます。

太い針で刺されるのではないか?なんだか痛そう…

などの印象をお持ちの人が多いですが、実はそうではありません。

 

当院が最も使用する針の細さは0.16ミリで、髪の毛ほどの太さです。

 使用した針は使い捨てで感染の心配もありません。

 

無痛なのか?と聞かれるとそうではありませんが、

いわゆる採血などの病院で行う針の痛みではなく鍼灸独特の響きというものがあります。

 

ズーンとしたりビリっとしたり、決して神経を傷つけている訳ではありませんがそういった反応が起こることがあります。

 

当院へ通われる患者さんの多くは「それでも治るなら」と最初は恐る恐る鍼灸を受けられていますが数回刺すと「この程度ですか?」とおっしゃる人が大半です。

特徴その2 難しい症状への対処

 鍼灸と聞くと肩こりや腰痛、神経痛や関節炎ぐらいしか効果がないように思われることが多いです。しかし、その実は多くのつらい症状へ対処が可能です。

WHO(世界保健機構)が提唱する鍼灸の有効性様々な症状があります。

特徴その3 養生から改善する

 西洋医学ではどうしようもない病気や症状が東洋医学で対処可能となる大きな違いには、

体系化された生活習慣への指導があるからと私は思っています。

東洋医学では、弁証(べんしょう)というものを行います。

 

患者さんの体質に基づいた個別の生活習慣の指導を行うことが出来るのは東洋医学の有利な点と言えるでしょう。

 

患者さんによく説明する生活習慣について少しご説明します。

生活習慣で大事な部分は「運動・食事・睡眠」これらのバランスです。

 

・運動について少し解説

近年ではパソコンやスマホの使い過ぎで運動が不足している人が多いです。

上半身に熱がこもり興奮状態となるため、

上半身の過敏症状・肩こり・目の疲れ・頭痛が起こりやすくなります。

 

逆に下半身は熱が足りなくなり冷えの症状が起きるため、

足の冷え・生理痛・むくみ・下痢

が起こりやすくなります。

 

東洋医学ではこの状態を「上実下虚(じょうじつかきょ)」という状態です。

上実とは上半身に熱が過剰にあったり、余計なものが滞っていることを指します。

下虚とは下半身に必要な熱が足りないことで冷えることを意味しています。

このような時には体を巡らせることが大事になるので、普段から適度な運動を心がけていただくと、上記した症状は落ち着きます。

鍼灸治療の流れ

鍼灸治療では患者さんの体質を判断するために詳しく問診を行います。

そのため一般的な医療機関では聞かれないことをお伺いすることもありますが治療に関係のない事はお聞きしません。


当院でのおおまかな治療の流れをご紹介します。

1.問診

まず初めに問診票を書いていただきます。

現在お困りの症状、悪化・軽快要因、受けた治療の内容、お薬やサプリメントの有無をお書きいただきます。

鍼灸治療では食事内容、睡眠時間、主症状以外の症状、生理に関する内容も記載していただきます。

これらの内容で足りない部分は口頭でお話をお聞きし、より詳しい病気の経過を把握していきます。

2.東洋医学的検査

東洋医学に基づいた治療を行うには必須の検査があります。

それは舌診・脈診・腹診・ツボの検査です。

 

・舌診について

舌診とはベロの状態を見ることで内臓の状態がどのようになっているか見るものです。

赤みがかったベロは体内に熱があることが推測でき、ベロの表面にあるコケの状態は体内に余計な水分の滞りを見ることができます。

 

・脈診について

東洋医学での脈診は両手首の脈の強さや形状を診察します。

 

・腹診について

腹診では腹筋の緊張度を確認することで体の傾きや内臓の反応を確認します。

 

・ツボの検査

全身にあるツボは約361個あり、その中でも内臓の反応が出やすいツボを選択し、圧痛や凹み、膨らみを確認します。

 

これらの検査は東洋医学的な治療を行うには必須の検査となります。

3.現代医学的検査

現代医学的検査は神経、血管などの重大な疾患の異常を確認するために行います。

特に筋肉や関節の症状では骨折などの可能性もあります。

必要な場合は治療前に医療機関へご紹介する場合もございます。

4.鍼灸治療

各種検査が終了すると治療に移ります。

東洋医学的な診断は弁証と呼ばれ、検査内容から患者さんの体質を判断しツボを選択します。

患者さんの主症状がどのように変化するか確認しながら治療を行います。

5.手技治療

鍼灸治療では手技療法を併用することがあります。

関節の動きが悪いことが原因となっていると判断した場合は手技療法を行います。

当院ではAKA療法といって関節の動きの悪さから起こる症状に対して特殊な手技療法を行います。

特に痛みなどもない治療方法ですのでご安心ください。

 

※治療費用等は変更となりません。

6.治療内容の説明と生活習慣の指導

治療後は治療内容の説明と養生の指導を行います。

 

鍼灸というあまり馴染みのない治療ですので不安もあるかと思います。

患者さんにも分かりやすいよう図や資料を用いて体の状態を解説していきます。

まずは自分の体がどうなっているのかを把握することで今後やるべきことが見えてきます。

 

慢性的な症状の多くは日常生活に原因があると考えます。

体質に合わせた生活習慣をお教えします。

アクセス

住所:〒671-0219

兵庫県姫路市飾東町豊国430-1

 

※当院前の道路は一方通行となっております。

ローソン側の大通りから住宅路に入ることができます。

細い路地のため自転車や子どもが飛び出してくることがあります。

徐行するようお願いします。

駐車場完備

当院前に一台分の駐車場スペースがあります。

狭くなっておりますので止めにくい場合はお申し出ください。

子ども連れ可

個別にご予約をお取りしていますのでお子様をお連れしていただいても大丈夫です。

ご予約方法

当院では初診時に限りお電話でのご予約はご遠慮いただいております。

詳しくはホームページの「お問合せ」からご連絡お願いします。